『 スリッパも バスタオルもね 大きいの 貴方のほうがね たぶん愛もよ 』例えばこの歌。カギ括弧に入っていますので、主人公の台詞のようにも、心の声にも読めるのです。ね、の、よ、終助詞の使い方が巧みなのも、この短歌が読者を惹き付ける所以でしょう。聴覚や触覚などの五感も随所で使われていて、恋のウキウキした感じが伝わってくる、素晴らしい恋愛短歌集と言えるでしょう。推し短歌1首。『 色変える 紫陽花のよな 女なら あきずに貴方 愛してくれる 』
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