じわじわっと来るホラーでした。そしてラストでゾゾゾゾゾワっと。
キャッチーフレーズの段階で怖い作品ですね。「猫猫猫猫猫猫……」と、なんかもう、集合恐怖というか、なんかの呪力が溢れてきている感があります。
本作は「二人称」の形式で、とある男(おそらくホームレス?)が、自分の住処に侵入してきた子供(クソガキども)に、自分の過去を話す形で展開していきます。
男が大学生の時に出会った一人の美しい女。彼はその女と付き合い始めるが、女は「ニャー」と声が聞こえると猫の世話に付きっきりになってしまう。
そんな状況に苛立ちを感じ、男は「とある行動」を取ることになるが。
一体どんな法則があり、どんなものと遭遇してしまったのか。
説明のつかない超常。正体のわからない怪異。
ただわかっているのは、「猫の鳴き声の不気味さ」と「猫の目の恐ろしさ」が感じられることのみ。
何か悪いことが起こっている。
何か怖いことが起こっている。
何かに呪われようとしている。
そんな漠然とした「何か」がゾワゾワと迫ってくる作品でした。