いい感じのホラーを読みたいときに…ホラー感あってよかったです…✨
仕事帰りの男が、立ち入り禁止の神社を抜けたときから、不気味な音が追いかけてくる。その音は、友人の部屋に逃げ込んでも止まらない。──都市伝説的な怖さと、じわじわ迫る不条理ホラーの神髄!!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(134文字)
この話を一言で言い表すならば、シンプルに怖いという他ない。雨の降る夜、見かけた異様な光景。ぴしゃんと体と体の一部を打ちつけ合って鳴る響く音。音を出すそれから逃げて、追いかけてきて、逃げ込んだその先で……。この話はそんな恐ろしい体験をした人物の口から語られている。故にこの話は後日談であり、生き延びた人物の体験談なのだ。なんと幸運なことだろう。怪異の被害から逃げ延びることができたなんて。
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