第13話 まさか、そんなことが実際あるわけないよね
すべては、あくまでテツカズの妄想にすぎないのであった。まさか、異世界が本当に存在するとも思えないし、かりに実在したとしても、あぶないから行かないほうがいいに決まっているではないか。そもそも、テツカズは、地球世界の国内旅行でさえ興味がないのだ。みんな、あとはまかせた。よろしくたのむよ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
『異世界のカタカナ支配を打破してアルファベットで共通語を表記法改革』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084787708253
『異世界のカタカナ支配、そしてアルファベット勢力の逆襲がはじまる』(改題後)
ある男(テツカズ)は、異世界からのスカウトをいったんは拒否したのだが、カタカナ支配と異世界共通語の表記法の話には興味を示す。つくってもらった分身(トモキ)が代理として異世界に旅立ったことで、異世界とのかかわりを持つきっかけが生じた。異世界に滞在中の分身の影響で、地球に住む本体である自分も魔法が使えるようになる。移動手段と通信手段を手に入れたテツカズは、あくまで傍観者として異世界にかかわるようになる。
文字がカタカナだけの世界なんて存在するわけがない ヤスイ・テツカズ(安井鉄和) @reddy-steddy-go
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