これは単なる人類の滅亡予言

KADOKAWA児童書編集者主催の自主企画「人工知能×青春小説」参加作品

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舞台は2038年の日本。ちまたでは、12月13日に世界が滅亡するという予言が広まっていた。AIによる予言であることが、人々の不安を助長させていた。

滅亡予言の日の３日前。ついに紅澤萩万は、想いを寄せていた紫藤千波に告白をする。もう最期かもしれない。そんな気持ちから、萩万は自分の気持ちを伝えたのである。

果たして世界は、予言通りに滅亡してしまうのか？　
萩万と千波の３日間の物語。