概要
鏡に映るは、おぞましい蛇の饗宴。その視線は、魂さえ石に変える。
霧深い港町・霧崎町。九尾の力を宿す少女・小野瀬藍と彼女の「使い」である叔父・隆之は、異界の神社で静かに暮らしていた。だが、死霊術師・骨堂冥翁とその仲間・朔夜が現れ、事態は暗転する。彼らは、古代の古墳で召喚した蛇女・ナーガリーニ(メドゥーサ)を操り、町に凄惨な石化現象を引き起こす。藍たちを狙う冥翁に対し、二人はオカルトマニアの女子高生・美月の持つ「鏡」をヒントに反撃を試みる。地下祭殿での激闘の末、ナーガリーニは鏡に映った自らの呪いで崩壊。冥翁たちは逃亡するが、町に流れる蛇の涙は止まず、陰鬱な怪異の幕は開いたばかりだった。
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