ここにあるのは、とても大切なもの……( ;∀;)

「人工知能×青春小説」に応募されている作品です。

僕はこの企画を見た時に、人工知能「AI」と呼ばれる存在ってなんだろう、と改めて考えました。で、そこの極みは「知能」という領域は「ある部分」と密接なものであり、結局の所、人間と何も変わりがないと言う結論に至りました。

機械だから感情がない、心がない、と言うけれど、人間の全てがそんな観念的で理想的な感情や心を持ち得ているかと言えば、甚だ疑問です。世の中、変なおっさんもいるし、わからずやのおばさんもいるし、考えの至らないビジネスマンもいるし、人の心を理解出来ないモンスターでクレーマーで、どうしょうもない人はたくさんいます。

だけど、AIをしてAIたらしめている根幹、まだAIを差して生命と呼べない理由、それは一体なんでしょう?

さて、本作です。

『シンギュラリティ』という言葉があります。AIが人間を越える技術的特異点と言われています。それはある意味とても恐ろしい事として捉われています。ですが、この特異点の解釈を別の意味で考えてみると、「また違ったひとつの答え」が出ます。

こちらの作品は、僕もそうだと思う「違ったひとつのシンギュラリティ」の可能性を教えてくれる物語なのです。

お勧め致します。

なんだか、難しいと思われる事を書いてしまいました、すいません。ですが、そういうややこしい事を気にしなくてもいいし、むしろ気にしない方が正しくこの物語の神髄に辿り着けるかと思います。

皆様、是非、是非、宜しくお願い致します( ;∀;)

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