あとがき

 シリーズ第一作「比良坂の呼び声」を最後までご覧いただきありがとうございました。

 “女霊媒師”比良坂読子と”A”八卦蒼介の出会いを描いた第一作です。みなさんお馴染みのネット怪談をモチーフにして、手に取りやすい内容にしてみました。


 二人の名前をあえて書かなかったのは、不特定の誰か”A”を主人公にして自己投影していただき、読者の皆さんが「黄泉と異神」の世界観に没入できたらもっと楽しめるのかな、と思った次第でございます。


 既に投稿してある第二作「逃避の山脈にて」は、本作のメインヒロイン“女霊媒師”比良坂読子にスポットを当てていきます。

 時系列的には、第一作の前日譚になります。

 何故、読子は真夜中の道の駅にいたのか、読子の力の本質とは、そして異神「忌み物」が引き起こす厄災の恐ろしさを描いた作品になります。

 正直、このストーリーを皆さんに見ていただきたくて、投稿を始めました。イチオシです。是非ご覧ください。


 また、第三作「忌物の家」では、交わるはずのなかったAこと八卦蒼介の運命が、読子の運命とどう交錯するのかを描く予定です。


 二人の活躍を楽しんでいただけた方は、是非続くシリーズもご覧いただければと思います。


 末筆になりましたが、重ねて本作品をご覧いただきありがとうございました。

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比良坂の呼び声【黄泉と異神シリーズ 1】 taktak @takakg

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