ぼくもひなまつりにさんかしましゅ!
ルリコ
本編
きょうは、3がつ3にち!
ひなまつりの ひ だよ!
ぼくは おとこのこ だけど、おんなのこの せいちょーを いのる ひなまつりに さんかしても いいとおもう。
だから、よーちえんの ひなまつりに こそっと さんか してみる。
「今日は3月3日だね! なんの日かわかる人ー?」
せんせーの しつもんに みんな てを あげた!
もちろん ぼくも だよ。
「みんな元気だね! じゃあカイトくん」
「ひなまつり です!」
ぼくは げんきよく こたえた。
せんせーは うんうん、せーかい! て ほめてくれた。
ぼくは かしこい こ だからね。
「じゃあ女の子はこっちに2列に並んでください。ひなまつりのお洋服を着るからね」
「はーい!」
おんなのこは ぜんぶで 25にん。
ぼくを ふくめたら 26にん。
え、ぼくは おんなのこ じゃない から ふくめちゃ だめって?
いいんだよ、きにしない。
ぼくは とーぜんっていう かおして いちばん うしろに ならんだ。
でも、せんせーに バレちゃった。
「カイトくんは男の子でしょ? ダメだよ」
「そうだよ、カイトくんは おんなのこ じゃないよー」
まえの おんなのこも そう ちゅーい してきた。
でも、ぼくは どうしても たいけん してみたい。
ぼくは なきまね した。
「うわーん、うわーん」
「え、泣いちゃった」
すこし そーてーがい ってかおで せんせーは あわてた。
「ごめん! わたしが……。ひどいこと いったかも。ほんと ごめん」
ひどいこと なんて ひとことも いっていない けれど、おんなのこは あやまって きた。
「ううん わるくないよ。ぼくが わがまま いったから……」
せんせー……ぼく わるい かな?
おとこのこは ひなまつりに さんか したら だめ なのかな……?
「ごめんね、カイトくん、先生が悪かったよ。
みんながよければ、男の子もひなまつりの衣装を着てみる?」
おとこのこ たちは めを みあわせて くびを かしげた。
「べつにいー」
「ぼくも きない」
おとこのこの なかで きることに なったのは ぼくだけ だった。
きられれば なんでも いいもん!
……さびしく なんか ないもん……。
ーーーーー
おんなのこに まじって きものに きがえた。
さわったことは ないし もちろん きたことも ない。
へー こんな かんじ なんだー。
「写真撮るよー並んでー」
カメラを もってる おねーさんが かけごえを かけた。
ぼくと めが あった おねーさんは くびを かしげた。
「あの、男の子が混ざってますけど……」
「大丈夫です。間違ってるわけじゃないです」
「はぁ、ならいいですけど」
なんか おとなの かいわを していた。
「じゃあハイ、チーズ!」
カシャ。
ーーーーー
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ぼくもひなまつりにさんかしましゅ! ルリコ @rorico08
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