ゲームシステムの説明は明快で、後半の転落も自然でした。
カードゲームの熱気から始まり、その延長線上にあるようで、まったく違う世界へと踏み込んでいく導入がとても印象的でした。現実で培った経験が、異世界でも自然に活かされていく流れがスムーズで、「もし自分だったら」と想像しながら読み進められます。カードバトルの描写はテンポがよく、ルールを細かく知らなくても、動きや駆け引きが目に浮かぶようでした。異世界という舞台でありながら、登場人物たちの迷いや覚悟はどこか身近で、強さだけでは割り切れない場面が心に残りました。これからも広がっていく世界と、カードがもつ意味がどう重なっていくのか、続きが気になる作品です。
現実世界のホビーであるタロットトリガーのプロである主人公は、不思議なカード「ワームホール」でなんと異世界に飛ばされてしまう。しかしこの異世界、彼にとって馴染み深いタロットトリガーのカード及び機材が実体化して使えたんです!まだ五話ほど読んだだけですが、異世界のドラゴンをカードのモンスターたちで撃破する姿には驚きました!まさに読者が子供の頃に馴染んだであろうホビーアニメの再誕かと、胸踊りましたよ僕は!
カードゲームにおいて、召喚したクリーチャーが実体化するのはあるあるだろう。では、それを異世界の召喚魔法として実用化したらどうなるか。おそらく、そんなコンセプトで編み出されたであろう、異世界転移ファンタジー。異世界でカードゲームで戦うというのが絶妙に親和性を発揮しているうえ、ゲームのルールが戦闘の緊張感にいい塩梅を生み出している。そもそも、どうして違う世界のゲームのモンスターが実在しているのか等の謎も多く、これからの展開に期待が持てる。
カードゲームのバトルを第一話から熱く展開されています。カードゲームが好きな方にお勧めです!
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