最終話 レベル9999...
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自然数nが超越整数であるとは、
任意のチューリングマシンMに対し、Mの停止性がZFC公理系で2¹⁰⁰⁰文字以下で証明可能ならば、Mはnステップ以内に停止する。
【引用】巨大数研究 Wiki 超越整数観察日記
https://googology.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0:P%E9%80%B2%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8Dbot/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E6%95%B4%E6%95%B0%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E6%97%A5%E8%A8%98
ということである。
これは、数学者Harvey Friedmanが定義した巨大数の分類だ。このうち、最小の「n」を「最小の超越整数」と呼ぶ。ある計算可能な巨大数xが存在するとしよう。例えばそのxを
その日、山田とユーカリは、最小の超越整数個目の9を書き終えた。しかし、彼らのいる地獄は無限でも、山田とユーカリは、高々、有限の個体でしかない。たとえ、60兆個の細胞を駆使できたとしても、おおよそ最小の超越整数年間の記憶を保存できるはずはないのだ。山田とユーカリは、微かに記憶が残る、遥か5億年前から、この延々と続く9の意味を知らない。事実を述べれば、おおよそ最小の超越整数年前に、彼らは、自分たちが書いている9の意味を忘れ去った。
山田とユーカリは、最小の超越整数とひとつ目の9を記した。山田は、自分が地獄に落とされた罪人であると言う記憶を遥か過去に無くし、ユーカリは、自分が天使であると言う記憶を遥か過去に無くし、今も、まるでそれがこの世界の根源的な営みであるかのように、ただ、ひたすらに9を書き続け、高々10⁹⁴⁶⁰⁷⁶⁶⁶に限りなく近い実数を書き続ける。
そう、あれは彼らが9を書き始めてまだ3年目のこと、九千四百六十万七千六百六十六個目の9を書いたとき、山田は、誤って小数点を打ってしまったのだ。
チートして強くなって異世界に転生して稼ごうと思ったら魔王がチート過ぎるので地道にレベルを上げて物理で殴ろうと思います。 長谷川由紀路 @ailinko
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