あとがき
どうも、原作者の『田中 凪』です。
この度は私が書いた『さすらいの武蔵』を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
本作は私が書いた初の和風ファンタジーなので、いろいろと至らぬ点やお見苦しい点があったと思います。
今作で得た気づきは、次回作に生かそうと考えています。
本作を書こうと思ったきっかけは、一口に言えば『書いたことがないから』です。
作家としての幅やチャンスを広げるには、様々なジャンルに挑戦するのが効果的だと思ったのです。
そんな時にインターネット上で『和風ファンタジー』というワードを見かけたので、挑戦した次第です。
和風にするために万保という架空の年号も、徳川家吉という存在しない将軍も登場させてみました。
本作を書く上で意識したのは『自己評価が低い主人公をいかに立ち上がらせるか?』でした。
主人公の武蔵は、若いながらも確かな実力と経験を持つ中堅の侍として登場します。
しかし彼には家族を見捨てたという負い目があり、それが原因で武蔵は『自分なんて』と思っています。
そんな武蔵をいかに立ち直らせるか、を本作の大きなテーマとして扱っています。
最初は彼に龍神の涙を持たせて、徐々にプラシーボ効果で自己評価を上げようと考えていました。
そして、終盤に『龍神の涙なんて無くても、自分はやれるんだ!』と彼に気づかせようと思ったのです。
しかし実際には龍神の涙の出番は多くなく、むしろ薫とのやり取りのほうが圧倒的に多くなりました。
そして終盤の展開も龍神の涙ではなく、亡くなった家族の声で武蔵は立ち上がりました。
最初に描いていた展開とは少し違いましたが、その方が流れが自然だと今では思っています。
大切な人を見捨ててしまった武蔵が、薫という相棒を救うために再び立ち上がる。
その方が武蔵の過去を払拭できると考えています。
後回しになってしまいましたが、本作を最後まで読んでくれた読者の方々には本当に感謝しております。
特に『いいね』や『ブックマーク』で応援してくださった方々には、特別な感謝を申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました!
皆さんの応援のおかげで本作を最後まで書き上げることができました。
もし、面倒でなかったら感想や気付いた点などを教えてもらえたら嬉しいです。
※この作品は『集英社ライトノベル新人賞』に応募を予定しております。
次回作についてですが、集英社の求める作品の方向性を考えてから決めようと思っています。
一応『友情・努力・勝利』の方向性で作ればよいのかな?とは思っています。
四か月くらい間が空くとは思いますが、もし良かったら次回作にもお付き合いください!
さすらいの武蔵 田中 凪 (Nagi_Tanaka) @butage
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