私は星の聖女と夜空を夢見る

『貴女が居ない夜は……少し寂しい』
『同じことを想っていたんだね、私達――』

自らの好奇心を満たすべく、騎士の身分を捨て去った冒険者、セレーネ・レガリア。
そんな彼女の前に現れ『星の聖女』を名乗った少女、ラニアケア。

故郷も身分も違う二人に共通しているのは『夜の世界』に対する強い好奇心と、旅路を阻むものすべてに抗う力と意志。

冒険の舞台、学派連盟国ニュクス＝アーテルに根付く魔物の勢力、そして星々より飛来する異界の君主を退けた先にあるものは？

星辰の夜、その遺物を巡る彼女たちの冒険。

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百合もファンタジーも同じくらい楽しみたい！ってことで書き始めました。

暴力描写に関しては流血表現、性描写に関しては後半に身体の深い接触を予定してます。