第6回 どうやってタイトルをつける?
お久しぶりの更新となります。今回も「異世界ファンタジー」に限らず、さまざまなジャンルの作品に共通する質問をさせていただきます。
私、島村の作品はまだ二作のみの発表に留まっておりますが、いずれもタイトルを決めるまでに死ぬほど悩みました。
特に『青い疾風(ブルーゲイル)!』に関しては、第一章の第9話(文字数にして約5万5千字)まで書き進めた段階で、ようやくここでタイトルを回収しようと決め、しかしながら最終的に決まるのはまだ先のことでした。
そこに至るまで、3か月以上はかかったと記憶しています。
※因みに、前作の場合は全話執筆済みの状態で公開しました。
そして多くの読者様がお気づきかもしれませんが、そのようにして時間をかけて絞り出したタイトルが、結果として某アニメの主題歌タイトルと同じだったと後から知りました。せめてもの差異として「!」を付けていたことで、何とかギリギリ許していただこう…という、なんとも行き当たりばったりな経緯です。
また二作目『風斬りのドグマ』では、同じ轍を踏むわけにはいかないと、事前にしっかり検索も行いました。しかし、やはりタイトルが定まるまでは、日常的にずっと頭の片隅で考え続け、結局3か月ほどかかりました。すんなりと浮かぶことはありませんでした。
※このタイトルには、本物語の主題にもなる意味がありますが、現在作品が公開中でありまして、まだタイトルの意味を回収をするエピソードに至っておりませんので、今暫くお待ちくださいませ。
タイトルについては、近頃の作品にはカクヨムに限らず物語の内容がすぐに伝わるよう、長めのサブタイトルを加えた「読者ファースト」な作品も多く見かけます。
私は比較的短めのタイトルを好み、あえて長いタイトルは避けてきましたが、皆さまはどのように作品タイトルを考えていらっしゃるのでしょうか。
私のように、物語の大半を書き終わってから決める方、またタイトルを最初に決めて書き始める方、日常生活を送る中で「ふと降りてきた」という方、登場人物が勝手に動いてくれて決めたという方など、様々だと思います。
次回、三作目の創作に取り掛かる際には、ぜひ皆さまのご意見や経験を参考にさせていただきたいと考えております。
作品タイトルの由来や、思いついたきっかけなど、差し支えない範囲でコメントいただけましたら嬉しく思います。
※その際、タイトルの解説にあわせてご自身の作品タイトルとURLを貼っていただいても構いません。すべての方の元へご訪問するのは時間的に難しいかもしれませんが、コメント欄をご覧になった他の読者様の目にとまり、新たな出会いが生まれる場となれば幸いです。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
「異世界ファンタジー」を創作するための相談ノート(仮) 島村 翔 @Alamis
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