切なくて、いじらしい。

悲しくて。
それでも前を向いて歩んでいく2人の物語。

変わらないものも、変わるものも、良くも悪くも受け入れて、あがいて。

救いがないからこそ、救いが欲しい。

生も死も等しく無価値で。
きっと価値なんてものは人の気持ちの中にしかないのだと考える作品でした。

だからこそ、どんな結末もその人次第で良くも悪くも変わるものだと。

選択と、結末と、そこに至るまでの過程を楽しんでください。

きっと、あなたは笑っているから。

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