すれ違う人ごとにいろいろあるでしょ そこに自分との繋がりをもとめるようになると色々な人生が見えてくるんですね 分岐点ゴトに見えてくるその先 生きること考えさせられます
無為に過ごしていた主人公に知らされる、一時期付き合っていた彼女の突然の訃報。遺された彼女の日記の綴られた後悔に悔恨を抱く中、打ち上がる花火の中おきた不思議な出来事…。これは不治の病に冒された彼女の後悔ばかり綴られた日々をあの日に戻り変えていく物語
悲しくて。それでも前を向いて歩んでいく2人の物語。変わらないものも、変わるものも、良くも悪くも受け入れて、あがいて。救いがないからこそ、救いが欲しい。生も死も等しく無価値で。きっと価値なんてものは人の気持ちの中にしかないのだと考える作品でした。だからこそ、どんな結末もその人次第で良くも悪くも変わるものだと。選択と、結末と、そこに至るまでの過程を楽しんでください。きっと、あなたは笑っているから。
あらゆることを、大事にしようという気持ちが強くなった。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(991文字)
切ない…ハッピーエンドじゃないのが苦手なので、この手のは読めない事が多いのですけど、気になって仕方ないのです。日向ちゃんと同じ病気で身内を喪ってるのですが、彼女には一時的であっても少しでも幸せになって欲しい。
優しい気遣いが親しい人の為だとしても、後から頼って欲しかった話して欲しかった痛みも苦しみも共有したかった。後悔それは遺された想い人の心を蝕む日記が行動で内容が変わってティア○ーン物語みたいにハッピーエンドにして欲しい。