電池羊は安堵の色の夢に浸るか?

加賀倉 創作【FÅ¢(¡<i)TΛ§】

ここで踵を返してはいけません。

 日本は、長寿世界一の、健康大国である


 ……


 などというデマを、信じてはいけない。


 そんなものは、まるっきり、大嘘である。


 にもかかわらず、多くの眠れる日本人が、日本が健康大国であると錯覚するのは、老人ホーム及びそれに類する施設の実情を、知らない、あるいはそれらを見ないふりをしているからだ。


 お年寄りを支える、介護士や、看護師といった、クリミアの天使エッセンシャルワーカーの方々は、真実を知っている。


 寝たきりの、意思疎通をすることの叶わない、悲しくも「アー」とわめくことしかできない、今では管まみれの、下痢便を垂れ流し続ける、かつて日本を支えた誇り高き戦士たちの姿。


 彼らは、動けないので、風呂にもトイレにもいけない。


 だから、身の回りの世話は、他人にしてもらうしかない。


 感謝の言葉も伝えられない。


 癌の手術の実験台にされたりもする。


 命を冒涜していないだろうか?


 戦士たちの中には、当然、相当熱心に働き、税金を納めてきた方々もいる。

 

 となると、高度医療一割負担を年金や給付金が上回り、かつて尊厳ある人間だったはずの何か、つまりは〈人間電池〉に仕立て上げられた罪なき人々が、遺族にとっての、相続金増額のための打ち出の小槌になっている可能性も否定できない。


 病院をほとんど個人の財産のように所有する者たちは、患者を儲かる/儲からないのふるいにかけて選別し、不必要な医療を、倫理感の欠如した悪法に基づいて乱用し、最大限の利益を懐に溜め込む場合もあるだろう。


 そんな蛮行を許してはならない。


 次に〈人間電池〉になるのは、我々かもしれない。


 いや、それはもう文明的生物"人間"とは呼べず、〈🟥⬜️電池羊⬜️⬜️◼︎〉と呼ぶべきかもしれない。


 私は、電池羊には、なりたくない。


 あなたも、そうはなりたくないはずだ。


 戦後、G◯Qやオールドメディアによってツクられた世界に生きることを強いられた日本人の多くというのは、SF映画『マトリックス』に出てくる〈人間電池〉と同じで、棺桶のようなカプセルの中で粘液の中に沈められ、電極を繋がれ、精気エネルギーを吸い取られ続けても、静かに眠っている沈黙の羊たちである。


 過激な言葉に聞こえるかもしれないが、事実そうであり、そして同時に、これにお目通しいただいている皆様は、そのような静的な羊ではなく、反撃するに足る、長く、強く、固く、鋭い角を備えた、覚醒の羊である。


 覚醒した羊たちは、身を起こし、山を駆け、谷を這い、あるべき方向へと、今、群れ動く。



   〈明るい未来へ続く〉

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