5日目
五日目。今日は種族の分布に取り組む。出来上がった世界地図と予定している種族一覧表を見ながら、どのあたりにどの種族が住んでいることにするかを決める。それと同時に大まかな地形と気候も決めるつもりだ。
普通の人間は割とどこでもいる感じにするので少数種族から考えよう。まずはエルフだけど、やっぱりエルフと言えば森のイメージが強い。どんと置いた大陸を二分するかのように広大な森林をそこに配置する。エルフはその森で基本暮らしていることにしよう。勿論広くはないが森林地帯はあちこちに作る予定ではあるので、そこにも少数ずつ配置してもいいかも。その小さな森林地帯には一緒に獣人やヴァンパイアも置いていこうかな。この森の気候は基本的に温暖で、一年を通して寒暖差が少ない気候がいいかな。後は森に住んでそうなアラクネと、一部ラミア、一部リザードマンもこの辺がいいかな。
ドワーフは鍛治に取り組んでいるイメージがある。エルフのいる森の少し端の方に大きな活火山を作り、そこの麓にドワーフを配置した。活火山近辺なので地熱は高く鍛治なんかもしやすいかな。あんまり森の中心に置くと噴火した時に他種族への影響がデカそうなので火山は端の方にしてる。
巨人なんかは森林だと生活しづらそうなので、森で二分された大陸の西側上めに大きな平野を設け、そこに巨人を配置した。ここは少し寒冷な地域を想定している。巨人が住む平野のさらに北には雪山地帯を作った。ここは獣人の一部とヴァンパイアの一部を置こう。なんか寒さに強そうだし。
後は大陸の東側下の方には砂漠を置く。ここには一部ラミアと一部リザードマンを配置する。森林と砂漠で分けたのは、なんか蜥蜴も蛇もどっちにも居そうだったから。ここは熱帯地域で寒暖差が激しい設定だ。
魚人と人魚だが、これはもう海一択だ。ただ大陸よりの海というより島に住んでる感じにしたいので、大陸側の大きな島は魚人と人魚だけを置くことにした。後は他の島にもちらほらと。海のど真ん中にある島にも配置する。海は全部繋がっているから人魚や魚人は人間並に広く分布しそうだよね。
そしてそれらの少数種族のもとに妖精や精霊をパラパラと置いていく。今配置した少数種族は自然と共存する感じになるだろうから、自然があるところに妖精や精霊は置いたほうがいいだろう。
逆に人間と共存させたいのは小人とサキュバスだ。小人はやっぱり小人の靴屋という童話のイメージがあるので、人間の生活圏にいて欲しい。サキュバスはその性質から人間が近くにいないと生活しずらいだろう。
最後に人間を少数民族の生活圏とちょっと被せつつ全体的に配置していく、勿論小人やサキュバスも一緒にだ。
全体のバランスも良さげだし、今日はこれで業務を終わろうかな。
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