あとがきとおまけ
ッス!!
というわけであとがきとおまけです。
・タイトルについて
タイトルの元ネタは言わずもがな最上もが
ジョジョ第五部の『今にも落ちてきそうな空の下で』です。
・書いた経緯
この小説は15年くらい前に誰に見せる事もなく書いたものです。
そして5年くらい前にカクヨムに投稿したのですが。
名前を変えて再び今、投稿しました。
元々はもっともっと短い、星新一先生のショートショートくらいの長さの短編小説でした。
さらにそれを元にゲームの企画として作ったわけですが、
色々風呂敷を広げ過ぎた結果まとまらず。
こういう感じに落ち着きました。
・本文のあれこれ
自分は履歴書の趣味の欄に『糖分摂取』と『伏線回収』と書くくらい
コーラと伊坂幸太郎先生が大好きなんですが。
自作の小説でも色々伏せさせていただきました。
気づかれなかったら寂しいので自分でちょっとだけ解説
>……思えば、望と会ったのもこんな夜だったっけ。
>見上げてたのは望だったけど。
これは大地が望を襲った夜の事です。
大地の視界が赤いのは血だけのせいじゃなく、
兎病のせいでもあります。
>僕と彼女の関係を聞かれれば答えに困るけど。
>それだけは絶対に違うと言い切れる。
これは大地の自責の念からです。
>学校指定のスカートがひらひらと舞い、太ももが月の光で露わになる。
>僕は面倒なのでそっちを見ないようにしながら溜め息を一つ吐いて。
>ひらりとスカートが舞い上がる、めくれる。
>……だからそういうのはやめてほしいんだけど。
これは大地が兎病のため、性欲を感じると暴走してしまうからです。
>カランカランと小さく大きな音が鳴る。
>「「!」」
>足元に捨ててあった空き缶を望が蹴ってしまったから。
もしかすると望はこれをわざとしたのかもしれません。
他にも色々あるので探していただけると幸いです。
主人公の心理描写がクドかったり、
言葉回しに言葉遊びが多いのは、自分がこういうの好きで、
そして筆が乗りまくっていたからですね
・おまけ
おまけでキャラシートとキャラポエムを載せておきます。
そこまで裏設定などはありませんが、
こういうのが好きな人のために一応。
―――――――――――――――――
夜に住む一つ目の巨人が、
僕を踏み潰してくれますように。
―――――――――――――――――
・名前
関谷 大地
・年齢
14(中学二年生)
・クラス
2-B
・身長
160
・好きな食べ物
魚や野菜。
蕎麦などさっぱりしたもの。
麻婆豆腐。
・嫌いな食べ物
脂っこい食べ物。
天ぷらは好き。
辛いものは好きだがカレーは苦手。
・家族設定
父親 母親 姉
家族全員が地球が滅亡するという事実に対し、
折り合いを付けられず精神を疲弊していた。
家に閉じこもり、無視や衝突をずっと繰り返してる状態だった。
そんな中、大地だけは本を読みながら気を保っていたが、
兎病が発症してしまった。
そして本編へ繋がる。
・設定
本編の主人公。
読書が好きな文学系。
と言っても純文学だけを好む、というわけではなく、
どっちかというとミーハーなものを読んでたりする。
「映画化決定」とか書かれてるオビの小説はだいたい読む。
線が細く、運動はあまり得意ではない。
内向的で、大人しく、引っ込み思案な性格。
自己評価と自己主張が低い。
別に孤立してるわけではなく、友達は普通にいる。
容姿も別に悪くはないため、同じような女子からは好かれてたりする。
外見モデルは『ヒカルの碁』の筒井先輩。
本編の性格は兎病に多少影響されている。
実際はもっと消極的。
理屈っぽいのはキャラの心理描写が好きな作者の趣味。
―――――――――――――――――
受け取ってくれる?
私の気持ち。
―――――――――――――――――
―――――――――――――――――
逃がさないよ。
私の愛(のろい)から。
―――――――――――――――――
・名前
如月 望
・年齢
14(中学二年生)
・クラス
2-B
・身長
155
・好きな食べ物
ジャンクフード。
お好み焼き。
パフェ、クレープなどの甘いもの。
ただし焼きプリンはあまり好きじゃない。
・嫌いな食べ物
特になし。
(強いて言うならお酒。匂いだけでも気持ち悪くなる)
・家族設定。
父親 母親 弟
家族全員、現実に対して折り合いをつけている。
父親は会社に行かなくてもいいと喜んでたり、
弟は学校に行かなくてもいいとはしゃいでたりする。
と言いつつ二人とも会社と学校に行って、
普通に仕事をして授業を受けてたりする。
母親も近所のスーパーのレジ打ちを普通にしている。
作中に出てきた「心が壊れた人」ではなく、
ちゃんと自分の意志で今までと同じ行動をしている。
それは「地球が壊れようと自分は変わらない」という強い精神性から。
・設定
本編のヒロインにしてラスボス。
基本の性格自体はほとんど変わってない。
明るく、人懐っこく、元気なお調子者と言った感じ。
クラスの男子からは友達としても女子としても人気がある。
高嶺の華ではなく身近な花みたいな。
大地は自分の事など覚えてないと思っていたが、
望はちゃんと覚えていた。
だからこそ、大地はさらに罪悪感に苛まれたと言ってもいいが。
好きなドラマや漫画はべったべたな恋愛もの。
恋に恋するお年頃。
大地に襲われた日、
望は近くに住んでいた友達の家に行っていた。
その友達は精神的に不安定であったので、話し相手として。
そして、その帰りに大地に襲われた。
家族は今も変わらず望の帰りを待っている。
父親は無断外泊を叱るために。
母親は望の分の料理を作りながら
弟は一緒にゲームをしようと準備をして。
もし大地がその日、望を襲ったとしても、
そのまま家族のところに送って行ったなら、
この物語自体も変わっていたかもしれない。
大地自身は望が正気だと思っていたが、
正確に言うなら怒りに壊れている状態。
どんな事をしたとしても大地に復讐しようとしていた。
今にも落ちてきそうな月の下で 空家秋也 @akiya11akiya
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