あいつとの出会い


美多本海→朝賀 磨麗 よみ…あさがまり…



〈ガタッ〉

「ここにいたの?磨麗。」

「っ、麗華」思わず私は声を上げた


「探したのよ。心配だったから、逃げちゃうんじゃ?ってね…。一緒に帰るんでしょ?私、帰りにファミレスよりたいから、奢ってくれるよね?」


(はぁ、やはり性格が悪い。紹介しようこの偉そうな女は久留美麗華 くるみれいか だ。今私が何をしているかは後で説明するとしようか。まずはこの偉そうな女を追い払うとする。)


「ごめんね麗華。すぐに準備してくるよ。少しだけ待ってて。」


教室


「あ〜、気持ち悪いなんなんだよ本当に」

私は呆れながら声を荒げた。


「奢り?ファミレスでしょう?高いんだよ……。」

 

私は迂闊だった。

 麗華に関することではない。

 周りに人がいるのを忘れていたのだ。


 〈ピコンっ〉

「……、え?」

 ビデオの音?

 誰?

「やぁ、お嬢さん。さっきのはバッチリ動画撮らせてもらったぜ。おっと失礼、名乗るべきだったな。俺の名前は綿瀬 戯愚琉 わたせくぐる だ。よろしく頼む」

 

え。

…、

は?何コイツ」

「おっとっと?声に出てるよお嬢さん?」

 

はっ!!や、やばい。

というか、なんでコイツは私のことをお嬢さん呼びするんだ?


まさか、身分がバレたとか?……

いやいやいやぁコイツに限ってそんなことは………ないと信じたい。


「ねぇ、貴方は私の名前を知っている?」


「あぁ、勿論さ。朝賀 磨麗こと美多本海さん。」

え…………?


この波切学校(なきりがっこう)では偽名を使ってるのよ?、私。


顔だって化粧で変えたし耳の形だって変えたのに……。なんで?…、

いや、そんな事を考えている暇はない。今すぐ理由を問わなければ!!!


だがまだ問題があった。私は麗華との約束を忘れてしまっていた……、


次回へ続く!



あとがき

お読みくださり、ありがとうございます!!!

記念すべき1話目です!!(プロローグ含めずに)

どうでしたか?感想をお聞かせください。


そして、男でも女でもいいので名前を募集しています。

この物語にでてくる可能性がありますのでそれを了承したうえで読者様の考えたお名前をお聞かせください。


→あくまで読者様の考えた名前を募集しておりますので

 本名はご遠慮ください

→作品に登場してもいい名前だけでお願い致します。

→数が多いと採用できかねます、お早めに

→これで最後です。他作品などの名前はおやめください

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下剋家 霧雨 @kakuyome789

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