歩き出す心の物語――新たな夢と希望を与えることを願って


結論から言います。

あなたがカクヨムの作家なら、この小説を笑い飛ばすことができるだろうか――否、個人的には決してできない。

おそらく、カクヨムにかかわらず、Web小説サイトで作品を投稿されたことのある方、特にコンテストに参戦経験のある方なら、誰もが共感できる内容ではないだろうか。

本編で登場するAI(行人)サポートプログラムをによる「ヨム」活の力を借りている時点で賛否両論あるでしょう。

しかし、行人は最後に作者の背中を押す謙虚で献身的な姿勢を示し、本来あるべきの未来へ導くさまに作者の温かい心のあり方を感じます。

現代人には時間がありません。
社会人で家庭をお持ちの方なら尚更でしょう。

そうでない方も含め、これからのWeb小説との付き合い方を再認識できる貴重な機会として捉えたい。
その大切な心の在り方を教えてくれる価値ある一作です。

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