読んだ後に読者の気持ちも清々しい青になる

青が好きな女王は、悪女と評される人間なのだと思います。
そんな女王が自分の命をかけてでも叶えたい願いを持ち、その願いを叶えた先で大切な人に最後を看取られる。
そこに悲惨さは全くなく、むしろ純愛のような切なさと爽やかさがあります。

悪女なのに、読者に好きだと思わせてしまう筆力に感服いたします。
この爽やかな読了感、ぜひみなさんにも読んで欲しい。

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