ぐうたら旅行記・仙台編

X日目 余談という名の蛇足

　さて、旅行は終わったのだけれども、後日談を。

　帰って来てから一週間後、東北新幹線のはやぶさとこまちの連結部分が外れたというアクシデントが起きた。大事故だったが、幸いにもけが人がいなかったので言ってしまうのけれど、「もしかして、七尾が乗ってた？」と思ってしまった。

　しかし、実のところ、『マリアビートル』で新幹線の連結が外れるということは起きていない。意外にも。映画では、○○が起こっていたのだが。

　そうそう、『777　トリプルセブン』も沖縄に戻って数日後に読み終えた。『AX』が大傑作だったので、「殺し屋シリーズはこれで完結です」と言われても納得してしまいそうだったけれど、『777』は非常に素晴らしかった。十数年ぶりに復活した七尾も相変わらずだし、新キャラも魅力的だし。あ、奏田推しです。

　やっぱ、『777』で七尾が出てきたのは、少なくとも、映画の影響があるのだと思う。思いたい。ということで、ブラピ主人公でこちらも映画化してくれませんかねぇ、デヴィッド・リーチ監督。

　帰って来てからのひと仕事として、お土産を配る。会社には、ずんだ大福、家には萩の月を。私も萩の月をいただいたのだが、めちゃくちゃ旨かった。

　冷凍で送った牛タンも届いてから、みんなで食べた。おいしかったけれどねぇ、一人二枚くらいは物足りない。しかし、たくさんだと高くなるし……味と一頭から取れる量を考えれば、仕方ないことだろうけれど。

　以上が、仙台旅行の余談だろうか。個人的な反省としては、「もっとてきぱき行動しろよ！」である。この旅行記を書き上げるまでにも時間が掛かりすぎている。

　さて、二〇二五年現在、私は北陸三県を旅行しようと計画している。九日間で、三つの件を制覇するぞ―とは思っているのだが、まだ準備していない。今度こそは、てきぱき行動しようと思っていたのだが、前途多難である。

　では、次回は『てきぱき旅行記・北陸三県編（仮）』でお会いしましょう。