二杯目の程よい渋味

 同じ作者による長編の前日譚です。
 未読の方は先に『茶房カフカ』から読まれた方がいいかと思います。

 そうして読んでいる方も、こちらを読んでから『茶房カフカ』を再読するとまた違った味わいが出ます。

 紅茶は二番煎じはおいしくないと言われていますが、煎茶なら1杯目も2杯目も違った味わいが楽しめます。