そのバイトを代わったことから、日常は崩れていく。

深い考えなしに流されるまま生きてきた鮫島。悪いこともしてきてスレているのかと思いきや、その性格は素直そのもの。後藤が街で出会った好青年を殺人犯の身代わりとして使ったときに、それについて抵抗感を露わにしたところで好感が持てました。
しかしそんな鮫島が現場にいたことが、警察にバレそう。頼むから鮫島に辿り着かないでくれという思いと、荻田&岩下のバディがどう事件の真相に迫るのか見てみたいという思いで、ドキドキしてきます。
落ち着いた文章でするすると頭に入ってきますので、少しでも気になった方はぜひお読みください。時間が溶けます。

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