7 緑化手術とサイカの研究への応援コメント
非常に良く理解できました。それこそ人間ではなく、サルでもネズミでも、簡単に飼育できる動物に施して大量繁殖させて、用がすんだら安楽死でもさせる方が能率的ではあります。が、それだと倫理もへったくれもなくなるので、『自発的な善意の志願者』のみに行う話なのでしょう。
柳田民俗学の受け売りですが、人間が『人工的に』マレビトを選んだ場合、常人との違いを意識するために目や足を潰すことがあったそうです。そうした観点からすると、イツキは『マレビト』ですね。
作者からの返信
良かった~とほっとしております。
動物実験も色々いわれてますし、想定マウスなるものが出来れば実験は効率的に速度も加速させて出来るのだと思います。何より犠牲になる動物が少なくて済みますよね。
そうなんです、自発的な善意の志願者とあとはお金。まあ補助金がもらえる仕組みなんです。
マレビトって初めて聞きましたが、そういう風習があったのですね。
イツキも色々と苦しんでここにやって来た経緯がありまして……
編集済
6 植物の全能性への応援コメント
楳図かずお先生の『十四歳』では、全世界で葉緑体を最初から備えた乳児が次々誕生する場面が描かれます(ただし、少なくとも当初は原因不明とされています)。ご作品のように、人工的にそれができるとなると、もはや別種の進化系統樹が必要になるかもしれませんね。
なお、全能性という言葉はここで初めて説明がなされましたが、単なる科学用語のようですし、作品紹介でも一言説明が欲しいです。
作者からの返信
楳図かずお先生だからホラーなのかな。おどろおどろしいシーンが脳内に浮かび上がりました。
緑化手術を受けたということが新たな種の創設になるのか、それとも人間という括りのままなのか。作品世界でも多く議論が交わされて来たことです(という設定)
ご助言ありがとうございます。作品紹介ちょっといじってみます!
5 想定マウスへの応援コメント
予想に反し、イツキアンもパルスライフルも宇宙海兵隊も出てきませんでした。クソマジメな研究が続きます。
そういえば、一時期ミドリムシドリンクがどこの薬局でも売られていましたね。私はクロレララーメンなら食べたことがあります(※実話です)が、案外イツキも自分の口の中でデンプンを麦芽糖に変えていたりして。
作者からの返信
実験はいつだってクソマジメです。このテンションで行きます。
ミドリムシドリンクってそういやありましたね。最近聞かなくなったような気もするんですが。あれって何にいいんだろう。
クロレララーメンって緑色なんですね、体によさそう。美味しいのかな、結構探してる方がいるみたいなんですが。
4 GMD測定への応援コメント
真面目な感想
この手の不協和音がどう収束されていくのか、その意味でもサイカは管理職めいた手腕が問われますね。
不真面目な感想
ようやく判明しました。この直後、イツキの腹が不自然に盛り上がり、ザックリ二つに割れたかと思うと目鼻も髪もない楕円形の頭をした化け物が!
「イ、イツキアン!」
サイカが叫ぶと同時に警報が鳴り、パルスライフルを抱えた宇宙海兵隊が実験室に乱入! しかし、イツキア ←いい加減にしろ
作者からの返信
真面目な返信
サイカの度量といいますか、チームや被験者との関係を上手く構築しておくのも立派な責任者の仕事ですよね。
不真面目な返信
イツキアンは長い尾から緑の液体を分泌させた。実験室内に異臭が満ちる。
ガスセンサーが異常を検知してプランティア中に警報が響き渡る。
宇宙海兵隊のパルスライフルが暴発して時価数億ドルする測定装置を射抜いた。
「イツキアン、落ち着け! 落ち着くんだ!」
「どうどうどう」
つづく。(←続きません)
3 お隣の植物くんへの応援コメント
などと思っていたら、サイカも案外人間臭い一面が垣間見えて良かったです。こうした、ピリッとくる緊張感はいかにも『手探りの実験現場』という雰囲気があって盛り上がりますね。
なお、ガス入りの水は単に炭酸水でいいのでは。未来ならではの特別な味や香りがあるのかもしれませんが、ただのガスだと(日本では)燃料という意味にもなりますし、範囲が広すぎてわかりづらいです。
作者からの返信
全部が理論のように進んでいくわけではなくて実際は悩みながらですよね。頭にある知識と論文と相談しながら、仰るように手探りですよね。
実はガス入りの水と書いたのはNANAという漫画で登場人物がガス入りの水といっていたので、わたしもそう書いてみようと思ったのですが、たしかにプロパンガス入りの水と勘違いされることがありえ……うん、どうなんだろう。炭酸水に直しました笑
7 緑化手術とサイカの研究への応援コメント
>皮膚に葉緑体を埋め込む
なんと!
後天的に葉緑の手術をほどこすんですね!
遺伝子操作された人間なのかと思ってた。
>皮下組織がフンに混ざってる
もしかして、良くないことが起こってたりするんでしょうか?
ちょっと、心配。。。
作者からの返信
遺伝子操作……はわたしに書ける気がしない笑
DNAがとか難しいですよね。緑化手術は個人が選択して受ける手術なのです( *´艸`)
皮下組織がフンに混ざってる理由もちゃんとありまして。
実験は上手くいっているのかいっていないのか……
9 知能指数の上昇への応援コメント
ふと思ったのですが、湿布を貼って具体的な様子を見るだけなら、定期的な検査を受けるだけで普段は日常生活を送れたりするんじゃないでしょうか。
大学を辞めてブラジルへやってきたと言ってますが、こちらの大学に編入するとか。
作者からの返信
イツキはじつはクールを装っていますが、しんどい思いをして逃げるようにブラジルに来たんです。大学でも順風満帆ではなかったのです。
普通の被験者であれば診察に来てもらう程度で、全能性の患者ならば病理医学に入院してもらって診て、と臨床試験の段階別にやっていることが違うという裏設定があります。
イツキは特異体質もあるので定期的に診たいねということにおそらくなっています(>_<)
7 緑化手術とサイカの研究への応援コメント
緑化手術する技術がしっかり設定されていて面白いです!
実験用のネズミが出てくるところ、AI 制御された架空のネズミとはいえ、「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。
違法薬物が出回っているの 怖いですね。
違法の緑化促進剤を売って稼ごうという悪徳業者がいるのかな?
作者からの返信
ありがとうございます( *´艸`)
もう、めちゃくちゃ教科書読んでネットのお勉強動画見て……頑張ったかいがありました。
アルジャーノンに花束をってそういうお話なのですね、不勉強ですみません💦
動物実験も色々いわれてますし。コンピューターが発展した未来ならそういうシステムがあってもいいなと出しました。
緑化促進剤はお金になるから闇で売買されてまして、麻薬みたいなものですね。
8 仲間たちの帰還への応援コメント
血液中に入ると身体全体に行き渡り、良いことも悪いことも色々と引き起こしそうですね。
と言うか、血液中の葉緑体が酸素を光合成で作るとなると、極論を言えば酸素を取り込む肺も酸素を運ぶ赤血球もいらなくなりそう。
さらに言えば、血の色がエイリアンよろしく緑色になりそうだなぁ。
ん、もしかしてエイリアンは血液の中に葉緑体を持ってるのかも(妄想が止まらん)
作者からの返信
発生した酸素がとりあえずのところは心肺機能を助けるらしいですけれど短期的なものなので、長期での影響がどうなるかというと、ん~となりますよね(これ日本で行われた実験らしいです)
赤血球は要るんじゃないですかね、さすがに笑 というか、肺も欲しい。
いかん、だんだん頭のなかでエイリアンが……
エイリアンが光合成とかしてたら面白いですよね( *´艸`)
1 一匹のマウスへの応援コメント
タイトルが子供向け科学アニメのように愛らしくて、思わず読み始めてしまいました。
でも中身は本格的なSF!
私みたいな科学音痴でもわかるように、とても手加減しながら書いてくれているんだろうな、と思いました。
流麗で読みやすい文章に、クスッと笑える描写。
何よりサイカのサバサバした、それでいて茶目っ気もある台詞に惚れてしまいました。
この先を楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
こんばんは、お読み頂きありがとうございます( *´艸`)
じつはタイトル先に思いついて気に入っちゃいまして。日本語としては少々おかしいのですがそのまま使用しました。
みんなに楽しく読んでもらえるためにはどうしたらいいんだろうなと考えながら書いてまして、テーマは日常のなかに科学をです。
ときどきお茶らけた部分も入れております。
サイカは書きやすくってほっとしております。
また、楽しみにお邪魔します!
7 緑化手術とサイカの研究への応援コメント
一匹無事なマウスが研究の鍵になりそうですね。
あと、たびたび話に出てくるケイン君も。
作者からの返信
マウスはどうなるのでしょうね、カギとなってくれればいいのですが。
ケイン君は研究チームのメンバーです。変わってるのですが、結構大事な役割をする子です。
7 緑化手術とサイカの研究への応援コメント
そう言えば太古の昔、植物が現れた頃に水中や空気中の酸素濃度が上がって、嫌気細菌が生き残るためにミトコンドリアを取り込んだでしたっけ。ミトコンドリアは酸素を二酸化炭素に変えてエネルギーにできるから。
だから酸素単体は細胞にとって猛毒にもなりえる。
葉緑体の残骸はオートファージとかがなんとかできそうですが……どうなのでしょうね?
作者からの返信
へええ、面白いことを教えて下さりありがとうございます( *´艸`)
酸素濃度が関係していたんですね、ミトコンドリアが取り込まれたのって。
ウェブの記事読んだら、葉緑体を細胞内に入れるとマクロファージを始めとする免疫系がやっつけてしまうそうですよ。そのために分解の遅い細胞に葉緑体を入れて培養出来たという研究があるそうです。
6 植物の全能性への応援コメント
今朝の新聞で、驚きました。
ハムスターの中に葉緑素を入れることに成功したチームがあり、
一部ハムスターでは、葉緑体による光合成も認められたと。
確か東大の研究チームだったと思います。
まさか、実現可能な最先端の技術を作品に盛り込むなんて……、天才です!
作者からの返信
こんにちは、お読みいただきありがとうございます( *´艸`)
コメント頂いてびっくりしまして、今さっきウェブの記事拝見してきました。
すごいですね、何というか今まさに進んでいる研究だと思うとワクワクして。
葉緑体を単離して培養って書いてあったので、そういうことが実際に実現可能なんだなと嬉しくなりました。
教えて下さりありがとうございます!
3 お隣の植物くんへの応援コメント
すみません、ちょっとここまで読んでイツキがこの研究所にきた理由がわからないのですが、二人が特に自己紹介をしていないのですが、イツキとサイカは初対面という設定ではないのでしょうか。何か測定をするようですが、いったい何の実験をするのでしょうか。
また、イツキは日本人でサイカはイギリス人で、ブラジルの研究所だと、彼らは何語で話しているのでしょうか。
後々詳細が明らかになるのかもしれませんが、彼らが初対面という設定で、かつ、外国人同士であれば、最初に互いの自己紹介や、研究所や実験の詳細(目的や手段、リスクなど)についての説明をするのではないかと思いますし、それぞれにとって異国の場で、母国語以外で会話をするのであれば、最初は互いにもっと距離感があるのではと思います。
作者からの返信
こんばんは、お読みいただきありがとうございます( *´艸`)
じつはチームメンバーが休暇中で揃っていないということもあって、さらには植物くんを欲していたのが休暇中のドクターだということもあってサイカとリリンが代わりに連れに来たと事情があります。何で休暇中に呼びつけたんだという問題もありますが、ドクターが若い子で許可だけもらって勝手に判断して、応対しておいてくださいといい置いて休暇に行ってしまったみたいなことが……(日本じゃたぶんあり得ないんですけどね)
歩く間に簡素に話してはいるかもですが、自己紹介はみんなが揃ってからとなります。
測定や実験に関しては次回から明らかとなっていく予定でして、というのもあんまり科学知識を冒頭に詰め込むと読みづらいんじゃないかという懸念がありましてこのエピソードを挟みました💦
言語はすべて英語ですがちょっとフランクに話過ぎかもしれませんね。ふれていませんでした
ご指摘ありがとうございます、ちょっと色々直してみようと思いますm(__)m
2 イツキ・ウラガへの応援コメント
人間が光合成を。自分の体が変わってしまうとなると抵抗があるかもしれませんが、それができたら今ある環境問題が一変しそうですね。
ですがイツキは、自分が実験対象であることに色々思うところのある様子。
果たしてうまくやっていけるでしょうか?
作者からの返信
環境問題をどうやったら解決できるか、人類にとって苦渋の決断ではありましたがどうにか技術として運用していけているようです。
今ある環境問題もいずれ解決される未来が来るのだろうと信じて。
イツキはいろんな事情があって、まっすぐに受け止められない青年なんです。自分で望んできたのに色んなものにかみつく。
サイカとは相性が悪そうですが(>_<)
1 一匹のマウスへの応援コメント
お久しぶりです。
お名前をお見掛けしてすぐに『セラの森』の人だ!!と思いました。
今でもすごく印象に残っています。静謐漂う冒頭から、胸躍る冒険、そして衝撃のラストまで。
だからなんとなく、ヒトが光合成をする、植物をまざるというのが、奥森先生ぽいなと感じてしまいました。
続き、楽しみです。
作者からの返信
お久しぶりです😊
お読みいただきありがとうございます!
そして、セラの森覚えててくださり嬉しいです。
今回はSFということで、人間が光合成できるとはどういうことかについてさまざまな視点から語っていきたいと思います。わたし植物好きなのかもしれない……
お楽しみいただけるように頑張ります!
編集済
8 仲間たちの帰還への応援コメント
まあ、食虫植物なんかは獲物がなければ自前で光合成をしますし。←割と無関係(※一応事実です)
さておき、イツキの考察をヒントにコホート(※コーホートとも表記)すれば、比較的簡単に判明しそうです。
なお、スクリュー缶だと何のことかわからないのでネジ式缶とでもして下さるとありがたいです。
作者からの返信
食虫植物の機構はどうなっているのでしょうね。上手く光合成と捕食を切り替えているということだと思うのですが。
科学者には思いつかなくてもイツキ自身が感じていることはありますよね。彼ら(とくにケインくん)はそれを知りたいのです。
すみません、スクリュー缶分かりにくいですよね。補足しておこうと思います。