姫という運命に絡め取られた双子

各陣営が姫と接触し、開戦の祝詞があげられ……と進む中、地の姫である咲希は守られることを完全拒否。純粋な戦力でも夜翅がついている千尋陣営とは差がありますが、はたしてこの戦いどうなるのでしょうか。

それと共に気になるのが、夜翅が千尋に向ける感情。千尋が姫だからというだけではなさそうな想いが感じられますが、いったい過去に何があったのか気になります。

じっくりと地の文を読むという読書の楽しみが感じられる文章で、地の文多めの作品が好きな方にオススメです。落ち着いた文体の本作、ぜひゆっくりとお読みください。

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