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概要
無力な僕が魔王のひとりであった彼女と物語の終わった場所で世界を綴る。
「君が知ったのは史実だろう? 魔王を統べる暗黒の支配者《ドミネーター》と四元素《よんげんそ》の魔王《まおう》。魔族と総称されるようになった者たちと、異界から訪れた転生者たちと人の連合が争いの結果、支配者が打ち倒された。そして魔族と転生者、人が友好条約を結び、紆余曲折を経て現在の平和な世に至る。別々の土地で生きながら、かつて日本と呼ばれた特区が作られた。特区のみ多種族の交流が許されている。平々凡々は平和が訪れる。めでたしめでたし。表向きではあるけれど」
世界の均衡が崩れた原因は支配者の使用した世界を収束する大魔法であった。
僕と流麗の淑女と呼ばれる彼女は、物語の終わった場所で世界を綴る。
綴り続けている。
世界の均衡が崩れた原因は支配者の使用した世界を収束する大魔法であった。
僕と流麗の淑女と呼ばれる彼女は、物語の終わった場所で世界を綴る。
綴り続けている。
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