読み進めるごとに、主人公に共感し応援する気持ちも生まれつつ、止めてあげたい気持ちも芽生えました。
哲学を身近に感じてもらえるような物語を目指しています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(231文字)
その空白に書かれた文字を見た何も知らぬ者たちは、一体何を思うのか。困惑し、嘲笑し、歓喜し、きっと見た者全員を前へと進ませる筈だ。が、その言葉の中には、強い憎悪と悲しみが込められている。そしてそ…続きを読む
山は全てを呑み込んでいく。思い出を、慟哭を、悲しみを、優しささえも呑み込んでいく。その山には男の悲しみが充満し、じっと声を潜めて待ち構えている。その山には―――が出る。
よく作り込まれた文章で、ホラー展開にするのと、そこにスピード感を持たせるのがすごくうまいと思いました。気づいたら、食い入るように文章を読んでしまっていたw傑作のホラー短編だと思います。マジで…続きを読む
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