不条理ものかくあるべしと言いますか、一切の説明なく不条理な状況が淡々と描かれていくので、気味が悪かったです(誉め言葉)。こんな誕生日は絶対に体験したくありませんけど、物語としてはとても魅力的な誕生日でした。
哲学を身近に感じてもらえるような物語を目指しています。
誕生日の前日に、主人公の太田は付き合っていた彼女から振られてしまう。 意気消沈した彼は、どうにか家にたどり着くとそのまま眠り込む。 ――目が覚めると、信じられないような出来事の連続だった。…続きを読む
読んでいてすごく面白かったです。例え不運が連続しても、この先の未来にどんな人生の転機があるかわからない。そうようにプラス思考に捉えるキッカケになりそうな素敵な作品だと思いました。
誕生日。突然周囲からおお祝いされまくる主人公。訳が分からない状況ですが、その訳の分からなさが良い味を出している作品です。
冒頭のシーンはほんの序の口だった。いきなりの展開に、これは確かにろくな目じゃないなあ、と読み進めると……!次々と目まぐるしく押し寄せる、冗談なのか夢なのかわからない『ある言葉』。ジェットコー…続きを読む
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