お茶と水筒
甘い紅茶の香りがする。
人数分の水筒、最後に淹れるコーヒーと紅茶、それ以外は麦茶。
どちらも牛乳は入れないらしい。
差し込む光。慌ただしい足音。
消えていく水筒、ついでにお箸も。
最後まで残るのは紅茶。
コーヒーは数時間もすれば、今日の紅茶の温度に対する感想を聞きに戻るのだろうか。
麦茶を飲む私には分からないけれど。
箱庭 南 璃杏 @rian2525rian
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。箱庭の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます