Twitterのアカウントを作って一周年と言うことで原点に戻ってきました。
文字数制限のないここで、始まりの場所で、思いの丈を綴らせていただこうと思います。
とても長くなってしまうとは思いますが、読んで頂けると嬉しいです。
自分の活動の原点は、小学生の頃の夢です。
小学生の頃、私の手元にあるのは、筆記用具などの学校で使うものと、英語の勉強に使う電子辞書、誕生日にやっと買ってもらった3DS、少ないお小遣いで買っていた漫画雑誌でした。
漫画を読んで、自分でも話を作ってみたくなった末の小説執筆。
DSで見たニコニコ動画のMVに憧れた末の動画編集や絵。
あの頃はDSでも見れていたYoutubeで、配信や動画で発信することの楽しさや影響力を学んだ末の配信活動。
「自分のやりたい事」について、考えに考えて出た結論は、この三つでした。
しかし私はまだ小学生で、スマホなんてあるはずもなく、ノートに小説を書き、スケッチブックに絵を描くだけでした。
中学生になったある日、リビングの引き出しから電子書籍が出てきました。
充電して起動したはいいものの、パスワードがかかってロックが開けませんでした。
でも、どうしても開けてみたくて、両親のカードやアカウントにパスワードが書いてあるノートを引っ張り出して、片っ端から調べました。
2時間ほど格闘したのち、やっとロックが解除できました。
操作を覚えて、色々なところを触ってみると、「ブラウザ(体験版)」という文字が。
押してみると「Google」の文字が浮かび上がり、真っ先に『小説投稿サイト おすすめ』と打ちました。
ここでカクヨムと出会い、やっと 南 璃杏 という名前ができたのです。
中2の6月、今まで小説を書いてきたノートを広げ、文字を白黒の画面に打ち込み、投稿ボタンを押しました。
今思うとやはり黒歴史的な部分があって、なかなかに酷いものでしたが、それでも数人読んで下さっていたことが嬉しくて、誰かにすごく自慢したくなったのを覚えています。
あれから2年、テストがあるたび更新は止まったし、高1になってから体調を崩し、日常生活もまともにできていませんでしたが、やっとここに戻ってくる余力ができました。
あの頃とは違い、パソコンという武器を手に入れ、年を重ねた今だからこそ書ける精一杯が、読者の皆様に伝わればいいなと思います。