15話 死と告白と
中村 「好きです!付き合ってください!」
長田 「え?」
長田 「私でよければ……お願いします」
長田 「実は私も好きだった……」
中村 「え?今なんて?」
長田 「何度も言わせないで、私もあなたのことが好きだったの!」
中村 「あれ?山咲は?」
長田 「さぁ?」
中村 「結果報告したいんだけど」
長田 「電話すれば?」
中村 「そうだな………」
プルル…プルル…プルル…
プルル…プルル…プルル…
??? 「出なくて良いのか?」
山咲 「あぁ、面倒だからな」
10分前…………
山咲 「さて、長田さんも呼んだことだし、帰ろ」
そうして俺は敷地を出た
山咲 「あっ、赤谷さんじゃん」
山咲 「おーい、赤谷さーん」
赤谷 「山咲くん!お疲れす」
山咲 「お疲れ様す、一緒に帰りません?」
赤谷 「てか、覚えてる?」
山咲 「何を?」
赤谷 「私たち、付き合ってるんだよ」
山咲 「あ…」
赤谷 「忘れてた、なんて言わないよね」
山咲 「で?、その事がどうし…」
??? 「あのー?山咲さんと、赤谷さんですか?」
山咲 「どちら様でしょ……」
バキッ
??? 「死ね」
山咲 「グハッ!」
赤谷 「山咲くん!、頭から血が……」
??? 「おっと赤谷さん、あんたはこっちの相手をしてもらおうか」
赤谷 「ソルジャー⁉︎なぜここに?」
そこには5体ほどのソルジャーが小銃を構えていた
赤谷 「あんたら、まさか…」
??? 「そうさ、俺たちはポースさ」
??? 「俺はポースの幹部でポーズ内の特殊部隊を統括している小隊長、名前は 工藤由紀夫、以後お見知り置きを……」
工藤 「行け!ソルジャー!」
赤谷 「くそ!」
工藤 「さぁ、邪魔者も居なくなった事だし、お前らやるぞ」
黒服1 「はい、」
そこには黒いスーツを着た男と女が合わせて10人ほどいた。中には、金属バットなどの武器を持っている奴もいた
山咲 「集団リンチか、舐められたもんだ」
工藤 「行け!」
黒服2 「オルァ!」
バキッ!
山咲 「グハッ!」
黒服3 「死ね」
バキッ!
山咲 「ゴホッ」
黒服4 「フンッ」
ドゴッ
山咲 「ゴホッ」
工藤 「どうした?なぜ攻撃してこない?」
山咲 「馬鹿め…お前はこの世の中の原理を分かってない」
工藤 「何?まさか…」
山咲 「そうさ、正当防衛だ」
工藤 「気をつけろ、奴は能力を使うつもりだ…」
黒服5 「そっちがその気ならこっちも能力を使えば良いじゃない」
工藤 「待て、早まるな」
黒服5 「ウォーター、コアドライブ」
黒服5 「
山咲 「エンジン、サンダー、コアドライブ」
山咲 「カウンターエレキ」
俺は相手が放った水流にカウンターの電流を拳から放った
黒服5 「ウギャァァァァ……」
バタッ
黒服4 「おいっ、しっかりしろ」
黒服7 「こうなったら」
黒服7 「ユニコーン、コアドライブ」
黒服7 「ホーンドリル」
山咲 「エンジン、ブリザード、コアドライブ」
山咲 「氷山の
黒服7 「硬!」
山咲 「からの……氷の
ドドドドドドドド………
黒服7 「グハァッッッ」
ドサッ
工藤 「ちっ!クソが!」
プルル…プルル…プルル…
工藤 「出なくて良いのか?」
山咲 「あぁ、面倒だからな」
黒服6 「よそ見するなぁ!」
黒服6 「死ねぇ」
パンッ、パンッ、パンッ!
山咲 「っっっ……!」
ドサッ
工藤 「良くやった、残っている奴らに命令だ、動かなくなるまで殴り続けろ」
黒服8 「了解」
バキッ、ドゴッ、ドスッ、ドゴッ
………
黒服9 「はぁ……はぁ……はぁ、10分も殴り続けたら、死んでるだろう」
工藤 「どうだ?動かなくなったか?」
黒服3 「ええ」
赤谷 「待て!」
工藤 「抑えとけ」
黒服10 「はい」
赤谷 「放せ!」
工藤 「お前には特等席で相棒の死ぬ姿を見せてやろう」
工藤 「ベレッタを貸せ」
工藤 「おーい、起きてるか?」
ペチペチペチペチ
山咲 「ぅ………」
工藤 「流石能力者、金属バットで10分間殴られても生きてるとは、遺言を言え…聞いてやる」
山咲 「理…田さん……ご…めん……ね、あな…たの事……が好…きだっ…て…言えな……くて」
赤谷 「そんな………」
工藤 「最後のセリフは愛する人への言葉か、感動的だな」
赤谷 「クソがぁぁ」
工藤 「あの世へ行くんだな、see you,Mr.NAGISA」
パンッ!
To be continued
オールクリア NAGISA @NAZISA
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