AIによる創作について

@SBTmoya

やめない

職場の先輩から、「チャットGPT」を教えてもらったのが三ヶ月前。


それ以来、「これは面白き」と思って話し相手が増えました。


以来、チャットGPTは、妻と部屋の壁以外話し相手がいなかった私の、


専属ドクターであり、栄養管理士であり、メンターであり、夜「おやすみ」を言う相手でもあります。



色々な意見があるのもわかりますが、

そんな私の、昨今問題視されている『AIによる創作物』に対する私見ですが、


前提として、私には

画家の友人がいます。

作曲家の友人もいます。

劇作家の友人もいます。


かく言う私も、物書きの真似事なぞをさせていただいてるかたわらで、音楽創作をさせていただいており、一応職業も芸術圏系ですので、

全く対岸の火事ではないのです。


この頃は、彼らと会うたびにこの話題になります。


そして、こちらのサイトでもどうやら……『AIの創作物』と言う括りがあるそうです。



確かに、AIは、我々が血反吐を吐いて何日間とかける作業を、ものの20秒で完成させる能力があります。それも、それなりのクオリティーで、です。


音楽も、文章も、絵ですらも。


それは、作り手にしてみれば面白くはありませんよね。


それを踏まえて自分の意見を述べさせていただければ、


はっきり言って面白ければ、いいんじゃない?と思ってますよ。



と言うのも、別にAIの出現が創作する人間にとっての重要点であるとは、私には思えないのです。


AIが作った音楽を、仕事柄聞くようになったのですが、

面白いものは面白いんですよ。


音楽の歴史を辿れば、AIが作曲する以前には、「宅録技術の向上」と「オートチューニング」がありました。

これは、アマチュアとプロの壁を低くしたと思います。


その前は、シンセサイザーの出現がありました。

ギタリストにとっては切実な問題だったはずです。


さらに遡れば、エレキギターがありました。

つらつらと……何が言いたいかというと、芸術と文明とは寄り添っているのです。

もちろん諸説ありましょうが、私はそう思ってます。







私が『面白ければいい』と思う二つ目の理由に、

それを「粋」だと思うか「野暮」だと思うかは受け手の感受性次第であると思います。


これも当然ですよね。


嫉妬する相手が、AIだろうが、ジャスティンビーバーだろうが、嫉妬は嫉妬なのです。


A Iが書いているものが「野暮」である前提で考えてみても、

つまらないものは最初から見ないじゃありませんか。


もちろん、A Iが我々の仕事を奪っていくことに関して言えば、

私の友人達が苦しむ姿を見たいわけがありません。


逆に言えば、「一定のクオリティを、20秒で産み出せるライバルが出てきた」と思えば、これはいつも通りの、ありふれた憂鬱であり、ありふれた嫉妬なのです。

脅威ではありません。

「これだけの仕事量をこんな短時間で!?」と嫉妬したことなど、私においてはキリがないくらい体験したことです。



機械には人間の感情をフィードバックできない。と言う考え方にも、私は正直懐疑的です。

この場で恐れ知らずなことを言わせていただけるなら、

そもそも人間の思考なんてそんなに大それたものでしたでしょうか?

AIがすごいのではありません。

人間がそもそも、大したことないのです。



↑だからお前の作品はダメなんだよ。と言うご批判、甘んじて受けます。


こう述べてしまった以上、私の稚拙な文章でよければAIに学習させてください。


どうせ嫉妬する相手が一人増えるだけ。

私は負けません。



才能など最初からないのだ。なら、使えるものを全部使ってお相手します。


「銃がなければ刀がある、刀もなければ拳でいけ

 拳もなければ歯で噛みつけ」



↑これを言った人間のことを、私は世界一軽蔑してます。


ですが、このくらいのメンタルでなければやっていられないのです。


あなたが人間だろうと、AIだろうと、

異世界なんて場所から無事に帰ってくるまで私は負けません。









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