これは、人知れぬ使命を帯びた一族の物語。きっと、人としての分を越えてしまった、物語。 聞くのは怖し、知らぬも怖し。 じわりと滲む闇はおぞましく、どこか、耽美ですらある……そんな世界が語られています。 秘められた暗がりをあなたに。
忘れてしまっても彼の神は其処に坐す。ただ目を背けているだけだというのに。法螺貝の奥から、その呼び声は聞こえるだろう。
時の支配者の手によって、「禁句」も変わるのが世の連れです今のタブーは今の権力者にとっての「都合が悪いモノ」がそれに当たり力がまた変わればソレも変わる神も変われば化身も変わる。それこそ表裏一体、そして同時にソレは同類でもある時と、そして場所が変わるとまた代わり、民意なんてものすら操作される法螺これ以上の恐怖は、ありますか??