芥川龍之介の言葉「唯ぼんやりとした不安」とは、一体、何か?

この小説は、非常に面白い題材を活用して、話を、作りあげています。

芥川龍之介の言葉「唯ぼんやりとした不安」とは、一体、何か?
私の読んだ本では、芥川龍之介は、やがて起きるであろう、「太平洋戦争」を既に予感していたと言う説もあれば、
いわゆる一種のノイローゼ(神経症)に陥ったとか、主に、このような二説があります。

この芥川の言葉を借りて、この物語りは、進んで行きます。

やがて、主人公は、あるトンデモ無い事件に巻き込まれます。

そして、逆に、その事をバネに、遂に、「芥川賞」を取ると言う流れが、上手く描かれています。

決して、突拍子も無い話でもなくて、ありうる話でもあります。

短編ですが、読むに値する小説ですよ!!!