第5話〜「イルマ様ああああああ!」〜

 この部屋終わったか?とか思ったが、いつも通りの掃除の行き届いた部屋だった。

 …

 今思えば、ドライヤーよりちょっと強いくらいだった気もする。

 魔法が使えてちょっと興奮してたな。

 まぁでも、であれだけの威力なら無双も夢じゃ…いや、夢だな。この世界おかしいからな。うん。

 とりあえず、落ち着こう。

 スーーハーーー。

 ふぅ、落ち着いた。

 うーん、ほとんど何もわからなかったな。


『〜〜〜〜〜〜!』


 ん?


『イルマ様ああああああ〜!』


 あ、これは、


『ガラガラドンバタンガッシャーン』


 あぁ、あの人か。


『バタンッ!』

「イルマ様大丈夫ですか!!」

「うん、大丈夫だよ。大丈夫だからそんな急がなくてもいいよ。毎回あんな音を立てられるとこっちも心配になるよ。」

「あぁ…イルマ様の困ったお顔はなんと美しい…吸いたい…」

「(吸う!?)」

「は、これは失礼致しました。」


 この人はアナル=ドネアさん。

 長らくこの屋敷の執事をしている人で、ザ・執事みたいな人だ。

 普通に有能で、真面目ながらおもしろさも兼ね備えた結構凄い人だが、結構残念なところがあり、さっきみたいに私に何かあるとなんかもう何が起こってるかわからないくらい凄い騒音と共に駆けつけてくるのだ。

 その騒音もちゃんと(?)物を倒したりとかで発生している。

 あと、時々怖いこと言ってくる。

 なんだよ吸うって、吸われるの私?すうぅぅ〜って?


「そうではなく、こう、触れるだけでいいのです。だから少し…」

「ダメ」


 追記、時々心を読んでくるのも怖い点だ。

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魔法科学理論 0518taku @1234q1234w

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