果たされた約束と掴んだ光

名家に生まれながらも虐げられた娘を『神嫁』にと望んだのは、『神無し』の家だった――。
では紗依は、騙されたのか、そうではないのか。

これは、巡る縁による物語なのである。
かつて必死で、それこそ命を懸けて繋いだものが、確かに繋がった物語である。
それが報われるのは、やさしさにやさしさが返るのは、何よりも読んでいてぐっとくるものがあります。

ぜひ、紗依の紡いだ縁を、繋がる縁を、見ていただきたいです。
ぜひご一読ください。