前を向いて進んでほしい

パーティの全滅、そこで生き残ったのが戦闘員ではない自分だけだった、シエル。
そこから絶望に近い状態から始まりますが、突如現れたかつての仲間の妹とのやり取りの中で、変化が訪れます。
彼は部屋の中ですべてを終わらせるはずだったのに、これは新たな転機なのでは、と彼の心の変化に期待してしまいます。
きっと、とても仲間思いの優しい方なんですよね。だからこそ自分だけが生き残ってしまったことに罪悪感を感じてしまったり、またダンジョンに潜ることで仲間が傷つくのを見たくないのかな、と思いました。
そんな彼にはまた前を向いて進んでいってほしい、と、彼の心の成長や新たな仲間とのやりとりなども、応援したくなるお話です。