奇妙なリアリティ

そもそも私は悲恋が好きでして、しかもちょっとこじらせているやつ。
そして、作家としての部分。リアリティを追求しようと思うと少なからず誰かの影が重なる。
自分の意思で生きているようで故人にからめとられていることを、美談ととるかホラーととるか。
この割り切れなさをしっかり書いていて面白かったです。