青春発達性異能病

　自己肯定感限界突破人間、白銀　カガミは伊能高校の生徒になって初日でスター的な人気を獲得した。しかしそれはカガミにとっては日常的なことだった。
　ファンの対応を終え、帰宅途中だったカガミを、謎の黒い狐の仮面の男が黒い炎で襲撃。
　しかし彼は生まれ持った鏡の異能力でそれを撃退。

　その様子を見ていた謎宮　シグレがカガミの前に現れ、自身が部長を務める探偵部への勧誘を行う。シグレの探偵部は、伊能高校でのみ発症する異能力を目覚めさせる病の謎を追っていた。
　入部を渋るカガミだったが黒い炎による被害が自分のファンに及ぶことを危惧し、入部を決意する。

　悩める高校生に与えられた苦くて甘い青春のファンタジー。