★
0
概要
こんな私でも、誰かの助けになりたい。貴方の歌声のように。
「大丈夫ですか?」
声をかけた先にいたのは、声を失った青年だった。彼には不思議な力があり、歌や声を出すことによって人々を浄化させてきたという。だが、その途中で突然声が出なくなってしまったらしい。だから、彼とは、耳や文字を通して、触れ合う。
『どうしてここにいる?』
彼の問いかけに、答える。
「私は、片目しか見えないからです」
これは、閉じられた場所で、声を失った青年と、隻眼の忌姫がお互いの心に触れる、始まりの物語。
声をかけた先にいたのは、声を失った青年だった。彼には不思議な力があり、歌や声を出すことによって人々を浄化させてきたという。だが、その途中で突然声が出なくなってしまったらしい。だから、彼とは、耳や文字を通して、触れ合う。
『どうしてここにいる?』
彼の問いかけに、答える。
「私は、片目しか見えないからです」
これは、閉じられた場所で、声を失った青年と、隻眼の忌姫がお互いの心に触れる、始まりの物語。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?