第7話:告白

辰巳くん


久しぶり 元気だった?

突然こんなメッセージを送ってごめんなさい


わたしがサークルの先輩と結婚して子育てをしていることは知っているよね?


ちょっと色々あって、息子のDNA鑑定をしたんだけど、あの子、彼の子じゃなかった

それで彼、出て行っちゃって

今は息子と二人で生きてるんだ


でもね、信じてもらえるかわからないけれど、わたしは彼と君以外とは一度もしていないの


消去法的にも時期的にも、わたしたちの子みたい


ねえ、辰巳くん


来週の日曜日、もう一回、デートしない?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

煉獄 姫路 りしゅう @uselesstimegs

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ