第24話:自分で書いた原稿を再編集させてみた
自分で書いた第1話で気に入らないところを、GPTが変えてくれるといいなと思い、以下のような命令をした。
<ここから>
以下のように第1話を書きました。
チャットの()内の言葉を面白く変更してください。例はアップロードした『チャットのセリフ例』を参考に。またルナのセリフで今までの設定に即した面白さを表現するように編集してください
(その後、自作の原稿を貼り付ける)
<ここまで>
『チャットのセリフ例』は申し訳ないけれど、とある作品2つの配信チャットを拝借してアップロードしました。
しかし……
<出力>
### 第1話:引退と新たなスタート(編集版)
---
彼はトップランカーだった。
それも世界一稼げるという定評のVRMMO、**血風飛び散る何でもありの**『異世界乱世:命運の賭場 (Gambling Hall of Fate)』でのランカー。
視聴者が戦場の勝敗に掛け金を支払い、勝てば収益を得ることができる。
またその一部はプレイヤーに還元され、人気プレイヤーはスポンサーからの収入や配信による広告料も得る。
彼の年収は100億円を優に超えていた。
**つい最近までは。**
---
(レオン、この前の敗戦で俺の心も財布もボッキボキだ)
(お前の味方、ぜんぶ自爆するの笑ったわ)
(フレンドリーファイアで全滅って、これギャグ?)
(9%の安全な投資だったはずが……飯代なくなったんだが?)
画面右横に、**怒涛の勢いで流れるコメント**。
「今日は鮮やかに殲滅する。」
彼はチャットを見ず、敵戦力に目を光らせた。
「この前のような無様はもうごめんだ。」
彼は自分に言い聞かせる。完璧な作戦指揮を貫かなければならない――それがレオンの美学だった。
---
### **戦端が切って落とされる瞬間**
黄金色のオッズ表示が画面に浮かび、リアルタイムで変動し続ける。**視聴者の興奮が最高潮に達する瞬間、オッズがピタリと止まった――戦闘開始だ。**
「行くぞ!」
先陣を切るのは、**個人戦に特化した武者たち**。一気に敵陣へ突撃していく。しかし――。
**「あれ?」**
後方に待機していた**鉄砲足軽と弓兵**が、なぜか味方を標的にして一斉射撃を開始した。
**「おいおいおい! なんで味方撃ってんだ!」**
突撃した武者たちが次々と**鉄砲と弓の誤射**で吹っ飛ばされ、派手なエフェクトが戦場を彩る。
「ぐわぁぁぁ!」
「俺たち味方だろー!?」
配信コメントは大爆笑で溢れる。
(神回www)
(さすがトッププレイヤー、伝説の味方全滅芸)
(これ、狙ってやってるんだよな?)
レオンの顔は青ざめ、画面には**パッシブスキル『ランダムウォーク』の点滅**が浮かび上がっていた。
「やっぱりか……このスキル、どうしても制御できない!」
NPCたちが次々と**勝手に動き、陣形は崩壊**。味方は誰も彼の命令を聞かない。
「誰がこんなスキルを扱えるってんだよ!」
敗北が決定的になった瞬間、戦場にはブーイングが響き渡った――だが、レオンにはもう聞こえない。
---
「引退しよう……こんなユニークスキルで勝負になるかよ。」
**レオンは静かにアカウントを閉じた。**
その夜、彼は思い立ち、アカウントを二束三文で**中古販売サイトに売りに出した**。
「俺の悔しさを存分に味わえよ、新入り。」
彼はニヤリと笑った――誰もこのスキルを使いこなせないだろう、と。
---
### **瑠奈と愛理の会話**
---
**「わたし、白石瑠奈です。」**
今、自分のベッドにゴロンと寝転がって、**ホログラムディスプレイに浮かぶ幼馴染の愛理**とおしゃべり中。
**いつも通りのお姉ちゃん風な説教が始まる。**
「で、瑠奈。社会貢献実習、何にするか決めたの?」
「うーん、あんまり人と関わらないでできるの、ないかなぁ……」
わたしは目の前に浮かぶパーソナルデバイスを回しながら答える。
「またそんなこと言って……。ちゃんと考えないと評価に響くよ?」
愛理がため息をつく。
「わかってるけど……」
ガイドファイルをパラパラ眺めながら、突然ひらめいた。
「そうだ、VRMMOの収益を寄付するってどう? 収入も得られるし!」
「えっ、ゲームで?」
愛理のびっくり顔、久々に見れた~。
「そう。**それなら人と関わらなくても実習になるし、最高じゃん!**」
---
電話を切ったわたしは、**中古品販売サイト**を開いてアカウントを物色。
「う~ん、多すぎて全部は見られないな……」
**えいっ**。
スクロール画面を適当に止めてみると、目の前に「**異世界乱世:命運の賭場**」のアカウントが。しかも、ほかのアカウントに比べて異常に安い。
「へぇ~、これならお小遣いで余裕で買える!」
わたしはそのまま購入ボタンを押した。
---
### **ゲームの準備とログイン**
---
「これ、ちゃんとインストールできたかな?」
わたしはさっそく**アバターを農家の娘風**に変更。
「わたしより可愛い……かな?」
自分のセンスにちょっと自信がないけど、まあいいか。名前も『ルナ』でOK!
**『考えるな。感じろ』がわたしのポリシー。** 説明書なんて読まない。
---
いざログイン――。目の前に広がるのは、**荒れ地だらけのフィールド**。
「うひゃ~、これが農地?」
でも大丈夫、**『考えるな、感じろ』でなんとかなる!**
---
まずはスキルを確認。画面には、どでかく**『ランダムウォーク』**の文字が点滅している。
「へぇ~、すごそうなスキルだね。戦場向け? わたしには関係ないか!」
杖をスキに変え、荒れ地に突き立てると――。
「さぁ、ここがわたしの農民ライフの始まりだよ~!」
---
わたしはまだ知らなかった。
この**元帥杖**が戦場で**伝説の武装アイテム**だなんて。
でも、そんなの関係ないよね? 今は**野菜作りが楽しみで仕方ない**んだから!
<ここまで>
うぎゃ~~
使えんぞ!
ここまで作品を崩壊させるとは。
やっぱり生成AIといっても創作活動はハードルが高い。
なのでせめてルナの性格と言葉遣いをまとめさせた。
<出力>
### **ルナの性格と言葉遣いの特徴**
あなたの入力した第1話から、ルナ(白石瑠奈)の性格や言葉遣いを以下のように整理しました。
---
### **1. 性格の特徴**
- **内向的で他人と関わりたくない**:
- 幼馴染の愛理(早坂愛理)がいないと、クラスメイトとまともに話せない。
- **人付き合いが苦手**で、関わらない方法を探しがち。
- **天然でのんびり屋**:
- おおざっぱな性格で、何事も深く考えず、勘や気分で行動する。
- 自分の行動にはあまり自覚がないが、思いついたことには素直に行動する。
- **楽観的でポジティブ**:
- 小さなことに感動し、すぐに「これで完璧!」と思う。
- 問題が起こっても「考えるな、感じろ」の精神で乗り切ろうとする。
- **自分の行動をえらいと思いがち**:
- 自分のアイデアを思いついたときに、「わたしえらい!」と自画自賛する傾向がある。
- 誰かに褒めてもらいたい気持ちがありつつ、自分で自分を褒めて満足する。
- **世話焼きな人に頼りがち**:
- 愛理からのサポートに頼っており、「お姉ちゃん風」に説教されてもどこか嬉しそう。
---
### **2. 言葉遣いの特徴**
- **一人称は「わたし」**:
- きちんとした言葉遣いを心がけつつ、語尾はどこか軽い印象がある。
- **感情表現が豊か**:
- 突然ひらめいたときは、「そうだ!」とテンションが上がる。
- 思ったことはすぐに口にし、冗談っぽく言うこともある。
- **「えいっ」「うひゃ~」などの軽いリアクション**:
- 直感的な行動をするとき、擬音語的な言葉を使う。
- 小さなことにも大げさに反応する癖がある。
- **「考えるな、感じろ」が行動指針**:
- 深く考えず、すぐに行動に移す。思いついたことはすぐに実行。
- **「無視無視」「大丈夫」などの軽い断定**:
- 問題が起こっても「大丈夫」「関係ないよね」と、あっさり結論を出す。
- **人と接するのが苦手でも、NPCとは普通に話せる**:
- 「NPCなら声をかけられるよね?」という発言からも、NPC相手には距離を感じない。
---
### **3. 行動と決断の特徴**
- **おおざっぱで、深く考えない**:
- アカウント選びは適当で、目をつぶって「えいっ」と選ぶ。
- チュートリアルや説明書は「読むのが面倒」と言い、直感で操作する。
- **自分の世界に没入するのが得意**:
- 「農作業をしている自分」を想像して楽しむことができる。
- 現実世界でもゲーム内でも、マイペースで自分の世界に没頭。
- **農作業への憧れが強い**:
- 「ものを作るの最高!」など、農業や生産プレイに楽しさを見出している。
- 「農作業ができるなら戦争は関係ない」と、すぐに割り切る。
---
### **まとめ**
瑠奈の性格は、**内向的で天然、楽観的でおおざっぱ**。人と関わるのが苦手ながらも、自分の世界では無邪気に楽しむ姿が見られます。発言には**擬音語的な表現や、「考えるな、感じろ」**という思考が多く見られ、チュートリアルや説明書を読むのを嫌うなど、**直感的に動く性格**が特徴です。また、彼女の行動は全て「人とあまり関わらないこと」を基準にしており、農作業や生産プレイに心の拠り所を見つけています。
今後もこの特徴に沿って、セリフや行動が自然な形で展開できるようにしますね!
<ここまで>
この辺りは有能。
筆者は書きながら性格や言葉遣いを修正していくタイプだから、あとからこのようにまとめてくれると、その後書きやすいかも。
途中でぶれないようにするにはいいかな。
まだまだ役に立たないね。
現在までの作業をまとめると。
1)設定を作りこむ
2)大まかな作品のプロットを立てる
3)第1話のプロットを考える
4)それを基にGPTでざっと文章化する
5)『血の通った文章にする』
6)キャラクターの性格をまとめる
一番大切な『キャラクターを作りこむ』部分はやはり人間がしないといけないようですね。
もしヒット作の文章をアップロードしたとしても、その性格を再現できな……。あ、それもさっきのように整理してプロンプト化すれば?
じゃあ、時間があったらヲタク光秀でやってみるか。
(しかしトークンの無駄使いになるので、当分できないな~)
それから。
これ以上書くと、実際の原稿を出さないといけなくなるので、ここで終わりにします。お付き合いくださりありがとうございました。
魔改造した作品がだんだん出来上がってきました。
カクヨムコンに間に合うといいな。
編集者さんに聞きたいのです。このようなヤヴァすぎるGPTが実在するのですが、市場価値はありますか?これ使うと素人でも結構書けそうです 🅰️天のまにまに @pon_zu
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