【自分語り】板谷空炉さん


 個人的にはこの人も「助かる存在」なんですよね。


 しかしながら天野あまのさんや義為ぎいさんそして、ろうでいさんしきみさん、うみべひろたさん達とは異なり『外方向に広く発信や交流・企画の主催を行う』タイプの人ではないので、僕が勝手に「この人は助かる!」と騒ぎ散らかすのもちょっと違うな? と思い、自分語りのジャンルにしました。


 実際は、助かる話シリーズ二回目に義為ぎいさんと一緒に紹介したかった。


 ここから先は自分語りというか、でも割と色々な人に通じる部分な気がしますが「同じ界隈の仲間」は尊いものだと思います。


 うっすらと交流している人、尊敬の念が強い人、そういう対象は昨年から多かった。それにしても「目に映る大体の人が先輩」という立場である僕にとって、近い位置にいて対等な目線で楽しく話せるタイプ、というのは稀有な存在でした。


 それが義為ぎいさんと板谷いたやさんです。


 細々ほそぼそと、わちゃわちゃと、ひっそりと楽しく語らった時間は「創作界隈を生きる自分」の中で、心の原風景として強く刻み込まれています。


 そんな自分語りではなく「板谷いたやさん」に関する内容と言えば「火曜日の魔法」という作品が特に刺さりました。本人からしてみたら「ウヌプラス・クリアタウン」や「IRISアイリス」をせよ……と怒られるかもしれませんが、僕は「火曜日の魔法」が好きです。


 検索サイトで「火曜日の魔法 ノベルアッププラス」と入力すると出てきます。


 この作品、テーマというか構成がシリーズ化に向いてると思うんですよね。オムニバス形式というか一話完結というか。


 家族でも友人知人でも恋人でも、はたまた職場の上司部下、同僚、あるいは更に特殊な間柄であっても『大切な贈り物を渡したい』の気持ちは古今東西に共通する普遍的な良さであると思っています。主人公の魔法使いが、何か凄まじいスキルを使うではなく魔法をそっと使ってお店に訪れた客の顛末てんまつを見届ける落ち着いた雰囲気も好み。


 話は再び物語ではなく板谷いたやさん個人的についてに戻りつつ、以前紹介した「うみべひろたさん」が主催していた企画が僕はとても好きで、エッセイで何度もこすり続けたり近況ノートでも言及していました。


板谷さん「楽しそう。私もその企画に参加してみようかな」


 これ、嬉しかったです。僕より少し先輩ではあるものの縦書きフォーマットは不慣れだったようで。懸命に取り組む姿を見守らせていただきましたが、輝いていました。


 そんな創作界隈の仲間、板谷いたや空炉すかろさんの紹介でした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

毎日 07:00 予定は変更される可能性があります

シン・助かる運転 トモフジテツ🏴‍☠️ @tomofuzitetu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る