【助かる話】うみべひろたさん


 この人もなぁ、間違いなく「助かる人」なんだよな。


 こんな書き方をすると「なら他の方々かたがたは?」という話になってきますが、きっと他にも多くの「たすかりをさずける存在」は棲息せいそくしてると思います。単に筆者の人間関係が狭く限定的な山篭やまごもりの世捨て人めいた雰囲気なので発見しきれていないだけです。


 さて、海人うみんちゅうみべひろたさんもまた天野あまのさんや義為ギイさん達の回と同様に短文投稿サイトで「うみべひろた」と検索すればヒットします。令和六年の十月現在。


 彼が「個人」として「助かる」部分は別途エッセイで今朝、解説しました。


 端的に書くと「作品への読み込みが尋常じゃない」という点に尽きる。


 僕としては軽くフランクなノリで、ゆるっと楽しんで下さる読者様もガチで読み込んで下さる読者様もありがたいですが、うみべひろたさんは後者の感じがエグい。


 (喜びを綴ったエッセイのリンク)

 https://kakuyomu.jp/works/16818093076579148624/episodes/16818093086980786215



 そんなわけで本日は近況ノートも執筆する予定で海人うみんちゅまみれですが、彼は「単体」としてだけでなく「企画」も素晴らしい。あまりにも、たすかりが過ぎる。


 早い話が「規程のフォーマットで短編を集めて、紙媒体で刷ってイベントで頒布するよ」って趣旨です。


 特筆すべきは「私(うみべひろた)と面識なくても企画の応募は歓迎ですよ?」とかいう、とんでもねえスタイル。正気か?


 海人「何なら、それがきっかけで知り合った人もいますし」


 正気でした。つええ。


 もう一点、深く細かく密なやり取り。送付した原稿がどんなレイアウトになるか、仕上がりや構成の確認、そして彼の中に根ざしている「作品に強く熱く向き合う姿勢」が好き。


 第一回が終わってないのに「水平線文庫」の第二回・第三回の開催はほぼ決定している模様です。草。


 草というか、縦書きのフォーマットは執筆するにあたり素直に「作業が楽しい」と思うので、とてもありがたいです。末長く続いて欲しい。以前触れた集人あつめんちゅろうでいさんが空色杯に参加してくれた時は嬉しかったので、何かと忙しいとは思いますが是非うみべひろたさんの企画にも飛び込んでいただけると幸いです。しきみさんも、できれば……!


 そして、このエッセイに何かのご縁で辿り着いて下さったはじめましての人も、空色杯と水平線文庫を何卒よろしくお願いいたします。


 楽しいです。

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