概要
流行に乗るのが下手な私は、ある日アラフィフのようだと言われた。
エッセイは、自分の中にある感情を摘み取って正確に言語化してあらわす分、一から作り出さなければいけないフィクションの小説に比べてちょっと簡単で、ちょっと難しい。
これは千五百文字程度に綴った、私のある日の出来事です。
これは千五百文字程度に綴った、私のある日の出来事です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!実年齢と実態の乖離から起こりうる悲喜劇を思うきっかけに
一言で申して、作者の実年齢とその実態(あえて言うけど悪気はありません)の乖離、すなわちずれがあるという事実から起こりうる悲喜劇が、読者をして容易に想像できる。
対手の(実の作者の親くらいの年齢らしい)男性のことを引合いに出してくれているから、それが余計に引き立ってしまう。
そしてそこから、彼女はどういう方向に自分自身を作品を通して作り上げていくのかが、なんとなく楽しみになりますね。
この作品を読む誰もが、そのことに少し思いを馳せることで初心というか原点というか、そんなところを振り返ってみるにはよいのではないかと思われます。