共感とハッとさせる視点が光る短歌集です。本編より抜粋『自販機の光に照らされどれにする? 二人で悩む時間が愛しい』情景の浮かぶワードセンスと自分の経験した恋愛の光景を投影したくなるような共感を感じます。色んな実体験した出来事を思い出だけにとどめずに、物書きとして鋭く切り込んでいる。そう感じずにはいられません。どこか甘く、どこかシュールで。大人な女性の本音が粋に漂っています。
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