【創作論・評論】書籍化症候群＝小説、書籍化したいですか？

第19話・ここまでで、締めさせて頂きます。

皆様おはようございます、まちかりです。

　復活させたこのコラムですが、言いたいことも言いましたし、取り敢えずここでおしまいとさせて頂きます。

　〝カクヨムコン１０〟……わかりにくい読者選考システムとスコッパー中心の選考で、納得出来ればそれでもいいでしょう。

　大藪春彦新人賞の審査員は〝今野 敏〟様、〝馳星周〟様、〝徳〇書店文芸編集部編集長〟様でした。このお三方に一次選考を通過させて頂いたのはうれしい限りです。ぜひ、カクヨムコンでも「この方なら！」という方に選考して頂ければ幸いです。

　私は　〝カクヨムコン１０〟ではなく〝カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト〟に参加しましたが、読者選考で敗退しました。予想通りの結果だったのでなんの感慨もありませんが、どっちにしても納得のいかない選考システムなど続けていると、悲惨な事件にならないかと心配です。

　カクヨム１０が開催されているそうですが、もう参加している作者の皆様を傷つけるだけの読者選考なんて辞めませんか？　まだ講評でこき下ろされる方が創作の為になると、思うんですが……。ああ、京〇ニみたいなことがあるから責任を分散させたいのですか、それも防止策としてはアリですね。ということは問題は作家側にあるということですか……困ったことです。人間が書いている限り、完全な安心はないということですね。悲しいことです。

　誰からも文句の出ない何か素晴らしい選考方法が採用されて、私が愛する小説たちが書籍化されて、本屋の店頭に平積みされることを祈念して、締めの挨拶とさせて頂きます。

　皆様のご検討をお祈り申し上げます。ごきげんよう。