タイトル[邪神は銃でキックで爆弾で銃で核で死ぬのか?]

絶望を超越するもの

タイトル[邪神は銃でキックで爆弾で銃で核で死ぬのか?]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋で昼飯を食いながら話をしていた。 


「突然だけどよクトゥルフ神話の神話生物達って弱くないか?」 


「そうか?」 


「そうですよキックや爆弾や銃で

簡単に死ぬし熊の方が強いて事が結構ありますから」


「そりゃまあクトゥルフ神話の神話生物達は

シナリオにもよるが基本的に勝てる存在でないといけないからな

熊よりは弱いという事があるのはまあ当たり前だろ

それに一定以上のは普通に熊よりも強いだろうが

まあそう言った奴らはギミックでどうにかするから

普通に戦う上では熊が強いと思うのはわからない話でもないがな」 


「そうですかね、後思うんですけれどCOCは神々を弱くしすぎじゃないかと」


「そうか?ラヴクラフト御大の作品では蒸気船の体当たりで

クトゥルフは一時的にせよ、粉々になったりしているからまあ少し

弱くなっているとは思うがそこまで大幅には弱くなっていないと思うがな?」


「いやでもダーレスの「永劫の探求」ではクトゥルフでも

核を受けても死なないじゃないですか、それなのにCOCの

神々は核如きで死ぬのは弱くしすぎじゃ無いかとあとそれに

クトゥルフは死すら眠るに等しい行為なのに何で完全に死んでるんですか?」


「まあ確かにCOCは人間側の色々を強くしすぎて

神話生物を弱くし過ぎであるとは認めるがそうじゃなきゃ

ゲームとして成り立たないからそれは仕方ないものじゃないのか?」 


「まあわからなくもないですけれど

なんかまるで納得感はないなと思っていますね」


そうして二人が喋っていると唐突に一人が言った。


「じゃあゲームとして成立しない神による

理不尽を味わってみて判断するってのはどうだ?」 


「何を言っているんだ……………そうゆう特殊ルールでやるって話?」


「そうじゃなくてこの現実の世界での話だよ」 


「はぁ?」


「それでどう味わってみる?味わってみない?」 


「はっ現実で本当に味わえるのであれば味わってみたいね!」


「そうかなら存分に味わってくれよ」 


そう彼?が言った瞬間に窓は吹き飛んで一つの存在が現れた

その存在は一般に頭足類に似た六眼の頭部に顎髭のように触腕を無数に生やし

巨大な鉤爪のある手足、水かきを備えた二足歩行の姿、ぬらぬらした鱗か

ゴム状の瘤に覆われた、数百メートルもある山のように大きな緑色の身体

背にはドラゴンのようなコウモリに似た細い翼を持った姿のクトゥルフだった


「はっははははははははははっーーーーーーーー!!!!!!!!!!!…………………………

………………………………………………………………………」


そうして一人の男は壊れてクトゥルフが動いて

辺り一体が全て消し飛んで彼は何も残らずに死んだ。


「この私の正体にも気づかなかったか、実に君はつまらなかったよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

タイトル[邪神は銃でキックで爆弾で銃で核で死ぬのか?] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ